株式会社 多田スミス

品質と技術で社会に貢献する日本一の部品メーカーを目指しています。

アルミダイカストの高技術を。

株式会社多田スミスの歴史は、昭和四四年に多田金属工業株式会社の器具栓生産部門を切り離して設立した多田精工株式会社からはじまる。昭和四六年七月、ボックスガス栓「カチックス」の生産を開始。同年九月、貯湯式ガス給湯器の一貫生産を行うため、多田金属工業株式会社と米国のA.o.スミス社の合弁会社「株式会社多田スミス」を設立。その後、多田精工・多田スミスを合弁し、株式会社多田スミスを存続社名とする。平成一三年九月にノ—リッグル—プ会社となり現在に至っている。
そんな長年に亘るガスを制御する部品の製造で培った高度な技術と生産体制で広範囲のニーズに応えている。中でも精密機能部品のアルミダイカスト鋳造から加工、表面処理、組立までの一貫生産体制は高い評価を得ている。
株式会社多田スミスは、「品質と技術で社会に貢献する日本一の部品メーカーを目指しています」と語る梶本寿男・代表取締役社長の横顔には、アルミダイカストの技術で業界をリードする企業としての自信と「モノづくり」への情熱がみなぎっていた。

ガス器具、そこに当社製の部品が活躍しています。

新たな価値を創造し、人のしあわせと社会の発展に貢献する。

創業から暫く、経営理念は親会社にはありましたが、当社にはありませんでした。そこで10年ほど前に制定されましたが、その理念が社会の変化から外れているなあと思いましたので、長年培ったモノづくりの精神は継承し、次代を見据えた新たな経営理念を制定しました。新しい価値をどんどん創造して、仕事を増やさないと企業の発展はない。企業にとって、時代のニーズに対応しながら成長することが大切。それは、会社に働いている皆さんやご家族の幸せにもつながることになります。
また、企業の存在意義は会社だけ良かったらいいというものでもない。もっと広い意味で、人の幸せを迫求しなければいけない。つまり、社会の発展に貢献できなければ、企業そのものの存続も難しくなります。そんな思いから「新たな価値を創造し、人のしあわせと社会の発展に貢献する」を私どもの経営理念として掲げました。

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業界初のアルミ製バーナーを開発。 その強みを活かして・・・。

現場を見てもらうのが一番なのですが、当社は本当に「モノづくり」その物の会社なのです。今や主流となっているアルミ製のバーナーを初めて製品として世の中に送り出した実績があります。特にアルミダイカストという、金属製の精密な鋳型の中に、アルミの地金(インゴット)を溶かし、圧力をかけて流し込み鋳造する方法は普通鋳造より寸法精度が高く、大量生産が出来るのが特長です。
このアルミダイカスト鋳造・加工から、部品とドッキングさせて、組立完成品までの工程を全て社内で生産出来ることが当社の強みの―つです。
また、製品の設計・開発から、製造に必要な専用生産設備の設計・組立・プログラミング・メンテナンスまでを自社の技術スタッフで実施しています。こうした取り組みにより生み出された技術的な付加価値は、すべて「モノづくり」技術のノウハウとして、自社に蓄積されています。それが、当社の強みを支えていると思います。

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危険なガスを制御する部品の製造は、一朝一夕にはできない。

当然のことですが、ガス漏れをするような部品を製造してしまえば、引火・爆発する。
そんな危険性がある部品の開発・製造には、なかなか新規参入しにくい部分があるのでないかと思います。
安全品質が求められるガス部品を昔から手掛けてきて、今も仕事を頂いているのは、世間の評価をそれなりに得ているのかなと思っています。そこが当社の「モノづくり」としての一番の強みですかね。あとは加工精度ですね。ミクロンの単位で1ミクロン・2ミクロンのレベルで加工出来ます。それはどこに出しても恥ずかしくない精度です。他社では真似出来ないような加工を高精度で仕上げる技術を持っています。

モノづくりの会社にとって、新規開拓は永遠のテーマ。

仕事は広げられるものであれば、できるだけ広げたい。もっとNORITZグループ外の仕事を取り込んでいきたいなと思っています。一端関係を築き上げたところについては今も結構長い間、取引をさせてもらっています。どこもそうだと思いますけど、「モノづくり」の会社は、つながりをつくる機会がなかなか難しい。需要と供給でマッチングすれば、一番いいのですけど…。
当社にとって変わったところでは、「浄水器」なども手掛けさせて頂いています。またポンプやメーターのケース、農機具の関係でも若干の取引があります。当社の強みであるアルミダイカスト技術や長年に亘って培った「モノづくり」のノウハウを活かし、異業種とのコラボも積極的に推進したいと考えています。

独自の生産システムで、タイムリーに市場へ提供。

当社では、TSPS(多田スミス生産システム)活動と言う生産方式を導入しています。「必要な商品を、必要なだけ、必要な時にお届けする」、あらゆる無駄を無くし、短期納期で製品をお客さまにお届けすることを目指しています。
つまり「売れた分だけ造る」が基本ですから、生産計画を作成して1日に何個の部品を製造するという方法は行っていません。売れた分だけ仕事につなげるという生産方式です。売れた分だけそれを生産する、その繰り返しですね。あまり出ないモノについては受注生産とは別に生産指示をしています。当然、品質管理もからんできます。それと納期ですね。
お客さまからはジャスト・イン・タイム「必要な数を必要な時間に」との要望が高まっており、TSpsの実践により、それらの要望に応えています。TSPSは非常に良いシステムという評価を得ており、仕事をどんどん頂いている状況です。

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品質力と技術力、信頼される体制を確保。

当社では、IS0900 1に基当つく品質マネジメントシステムにより品質(安心·安全なものづくり)を維持管理しています。また製品の品質力を確保するために、今やった作業が間違いないかどうかを、作業を担当した作業者自身によって、品質保証する方法を導入しています。各工程の作業が全部保証されるので、出来たモノも保証されるという品質管理方法です。TSPSの標準作業にこの仕組みを混ぜ込むことで、生産数がこんなにあるのに、これだけしか不良品が出ないのかと驚くほど激減しています。
以前は品質チェックを検査担当に任せる方法のため、各工程での責任が希薄になり、結果として点検項目も拡大し、検査現場が混乱していました。今はそのようなことがなくなりましたね。

ISO9001に基づく品質マネジメントシステムにより品質(安心・安全ものづくり)を維持管理し、TSPS(多田スミス生産システム)活動により、品質改善を実施しています。

アルミダイカストは当社のコア技術です。

優秀なダイカスト技能士が、そ優の技術向上に積極的に取り組み生産に携わっています。アルミダイカスト鋳造はオートメーションで製品が出来てきます。ただ、気温差や湯の温度など、いろんな条件が微妙に変わってくることで、出来上がった製品に不具合が生じます。それを常にいい状態で維持していこうと思うと、どうしても知識とか経験が必要になります。当社では技術力向上の取り組みとして、ダイカスト技能士という国の技能検定を活用しています。ダイカスト担当者は、基本的にこのダイカスト技能土を取得して生産に従事してもらっています。
検定資格は、特級・1級.2級の3段階に段階に分かれています。中でも特級の資格保持者は全国で200名ほJど。合格者は一年間に10名いるかどうかというハイレベル。平成27年は合格者がいなかったと、聞いています。私どもの会社には、そんな特級ダイカスト技能士が4名、1級―10名、2級は18名在籍。(平成27年7月現在)そのメンバーが年間1400万個のダイカスト部品を生産しています。

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人を大切にする会社であり続けたい。

会社として、これだけは大切に会していることは、やっぱり人ですね。一一八0名を超える人財がると色々なことが起きるものです。何かあった時には、手助けできるようなサポート体制を構築したいと思います。
また当社の場合は、派遣社員はほとんどおらず、基本的には直接雇用の方ばかり。なんとか、その雇用をしっかりと維持していかないといけないと思っています。
そのためにも、新しい仕事を取り込んでいくことが、今後の経営方針として大事です。それをやりながら、地元の雇川を拡大するなど、地域経済の発展に貢献したいですね。

株式会社 多田スミス

事業所名 株式会社 多田スミス
住所 兵庫県朝来市和田山町来留引84-10
地図
電話番号 079-674-2321
FAX番号 079-674-2224
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